バナナ家の現状

通ってる学校は小学校(Grade6)までしかないので中学校がある学校を探してます。学校の情報は以下の記事でアップデート中(2023/11/11)↓

フィリピン小学校の学費【英語留学1人年間27万円】

フィリピン英語留学

【元教員の母親視点】小学生フィリピン留学のメリット・デメリット【家庭学習も紹介】

2023年8月18日

こんにちは、バナナmamaです!

フィリピンに小学生を連れて英語留学するかお悩みではありませんか?

この記事では、フィリピンのセブ島に小学3年生と6年生を連れて家族で移住したバナナ一家の感じる小学生留学のメリット・デメリットを紹介します。

この記事は次の人におすすめです!

  • フィリピン小学生留学の不安を事前に解消したい人
  • 母子でフィリピンに親子留学するか悩んでる人
  • 家族でフィリピンに教育移住するか悩んでる人

結論をお伝えすると、バナナ家は安く英語が学べる教育環境、気候と人がいいこと、この2点を上回るデメリットはなく小学生留学に満足しています。

とはいえ、背景はそれぞれ異なるので私たちが小学生留学で感じたメリット8選とデメリット5選を紹介します。

少しでもみなさんのお悩み解決に役立つと幸いです。

それでは、どうぞ!

フィリピン小学生留学のメリット8選

フィリピンに小学生英語留学して感じたメリットは以下の通りです。

  1. 日本の学校を留年する心配なし
  2. 英語力ゼロでも留学可能
  3. 日本から最も近い英語圏
  4. 観光ビザで長期滞在可能
  5. 他国と比べ学費がまだ安い
  6. 気候が温暖で過ごしやすい
  7. フィリピン人がフレンドリー
  8. 制服がかわいいオーダーメイド

1. 日本の学校を留年する心配なし

ホワイトボードに絵を描くフィリピンの小学生

日本の小・中学生の間に留学するなら留年をする心配がほぼありません。

フィリピンのメリットというより、日本の学校制度の利点だと思うのですが1日でも出席すれば翌年には進級できます。

バナナ一家の場合もフィリピンの小学校が長期休暇(5月〜7月)の間に帰国して日本の小学校に登校する予定です。

2. 英語力ゼロでも留学可能

学校で遊ぶフィリピンの小学生

フィリピンに来て驚いたのは、英語力ゼロでも英語留学できる点です。

色々な日本人移住者さんと話す機会があり知ったのですが、特に幼児や小学校低学年までのお子さんだと日本で英語の勉強をせずにフィリピン留学しています。

流石に高学年以上になるとオンライン英会話などで事前に英語学習をしてから留学している方が多いです。

バナナ家もオンライン英会話1年と現地で2ヶ月ほど家庭教師を雇い入学準備をしました。

3. 日本から最も近い英語圏

フィリピンは日本から一番近い英語圏

おそらくフィリピンは日本から最も近い英語圏ではないでしょうか。

飛行機だとマニラは4時間ほど、バナナ一家が住むセブ島もマニラから1時間半ほどで何十時間も飛行機に乗る心配はありません。

特に子供が小さいと長時間フライトは留学・移住の障害になるのでこの点もメリットです。

もちろん、近いということは航空券の料金も安いです。

フィリピンのLCCセブパシフィック航空を使えば1円セールなどで爆安チケットが入手できます。

航空券の比較サイトを使うとセブパシフィック以外の航空券の時価を確認できるので便利です。

4. 観光ビザで長期滞在

観光ビザで長期滞在ができるフィリピン

就労ビザや永住ビザがなくても気軽に長期滞在できるのもフィリピン小学生英語留学のメリットです。

近くで人気のマレーシア留学の場合、子供に対して大人1人分しか長期滞在ビザが発行されないようです。

多くの場合、母親が帯同すると思うのでお父さんは現地で就職して就労ビザを得るか、観光ビザで定期的に入出国を繰り返す必要があります。

その点、フィリピンは家族全員が国内にいながら観光ビザの延長を最長3年することができます。

フィリピン共和国大使館(ビザ延長について)

5. 他国と比べ学費がまだ安い

学費は上がっているがまだまだ他国と比べて安いフィリピンの小学校

近年ではフィリピンの学費高騰が移住者の間では話題になってますが、それでも他国と比べると安いのもフィリピン留学のメリットです。

フィリピンには大きくインターナショナルスクール、私立、公立の小学校があります。

インターナショナルスクールはマレーシアやタイと比べさほど学費に差はないです。

私立は年間25万円くらいの学費で通うことができます。

フィリピンでお得に小学生英語留学するなら私立小学校を狙うのがポイントになると思います。

6. 気候が温暖で過ごしやすい

温暖で過ごしやすい気候が魅力のフィリピン

特に夏場、日本からフィリピンに来る友人が口を揃えて「フィリピン涼しい!」といいます。

この季節は湿度が日本より低く過ごしやすいです。

バナナmamaはエアコンが苦手なのでバナナ一家は日本でも扇風機だけで生活していました。

フィリピンでは扇風機すら寒いと言っています。蒸し暑くて過ごしにくいと言ったことは日本より少ないのもメリットです。

7. フィリピン人がフレンドリー

人々がフレンドリーなフィリピン

マレーシアに住む友人がフィリピンに来て驚いていたのは、フィリピン人のフレンドリーさ。

歌って、踊って、自撮りするフィリピン人。そんな彼らは毎週パーティーをしています。

バナナmamaはそんなフィリピンの雰囲気が大好きで移住したと言っても過言ではありません。

住んでいるコンドミニアムのプールサイドで毎週開かれるパーティーに月に2回は参加しています。

8. 制服がかわいいオーダーメイド

オーダーメイドの可愛い制服も人気

通う学校にもよりますが、今バナナの子供が通う学校は入学前に制服が可愛いとアピールしてきました。

これはドレスなんだ!可愛いでしょ!と言った具合です。確かに女の子の制服は可愛いです。そしてすべてオーダーメイド。

学校で生地を買って仕立て屋さんに行って採寸して作ります。こんな経験は日本ではあまりしないと思うのでいい思い出になりました。

以上が、フィリピンに小学生英語留学するメリットです。

続いて、みなさんが気になるデメリットについてお話しします。

フィリピン小学生英語留学のデメリット5選

以下がフィリピン小学生英語留学のデメリットです。

  1. 学習内容のレベルが低い
  2. 体を動かす環境がない
  3. 学校給食がないお弁当持参
  4. 電話帳の様な分厚い教科書
  5. 教科書やノートの紙質が低い

バナナ家は、学習内容は家庭学習で、体を動かす環境は徒歩通学でカバーしています。その他のデメリットはどうしようもないので受け入れています。習慣になるとそんなに気になりません。

学習内容のレベルが低い

バナナmamaは元小・中学校の教員だったのですが、フィリピンの学習内容は日本と比べレベルが低いです。

フィリピンでは幼稚園から読み書き計算を始めているようですが、反復練習が少なく6年生でも九九ができない、3年生でも2桁の足し算ができないといった具合です。

小学校だけでなく、中学、高校でフィリピンに留学している方に話を聞いても学習内容については悩まれているようです。

体を動かす環境がない

フィリピンは歩く習慣が少ないようです。バイクタクシーやジプニー、トライシクル、タクシーなど移動手段がある意味充実しています。

また日本とは違い街中に公園はなく、子供はみんなエアコンの効いた部屋でスマホやタブレットをポチポチしている印象です。

スポーツ環境も日本ほど部活動や民間スポーツ団体が充実していません。

こんな環境ですので体を動かす機会はめっきり減ります。

現に子供のクラスの写真を見るとポッチャリ体型の比率が高い。子供だけでなくお父さんもお母さんも。

バナナの息子も少しお腹に肉がついてきたので何かしら運動する習慣を作らないと行けないかもしれません。

学校給食がないお弁当持参

フィリピン小学生英語留学のデメリットを考えると日本の教育環境の魅力が浮き彫りになりす。

続いては、給食です。

フィリピンにはこの制度がないのでみんなお弁当を持参します。

子供たちにみんなどんなお弁当持ってくるのか聞くと、白ごはんに唐揚げ(またはソーセージ)がほとんど。たまにジョリビー(マクドナルドのフィリピン版)を持ってくる人もいる!と答えます。

栄養バランスを考えた日本の給食は素晴らしいですね。

電話帳の様な分厚い教科書

久しぶりにこんな分厚い本触った!と感じるくらい大きな教科書がフィリピンでは使われています。

これ以上教科書にコメントはないので写真をどうぞ。

フィリピンの小学校で使う教科書

教科書やノートの紙質が低い

バナナの娘いわく、丁寧に使っても1ヶ月で壊れてくるとのことです。

紙質についても、これ以上コメントがないので写真をどうぞ。

フィリピンの小学校で使うノート
フィリピンの小学校で使うノート、連絡帳

フィリピンでの家庭学習

デメリットでご紹介したように学習内容のレベルが低いフィリピンの小学生留学では家庭学習は必須かと思います。

バナナ家では教材を日本から持ち込んで毎日家庭学習を進めています。他のご家庭でもいろいろ工夫して家庭学習を進めているようなのでフィリピンに留学している小学生の家庭学習をまとめて紹介します。

バナナ家の家庭学習

毎日漢字と計算のトレーニングをしています。週末には問題集を使い学習しています。

参考までに持ち込んだ教材を紹介します。

小学3年生

小学6年生

3年生と6年生共通

他のご家庭の家庭学習

  • こどもちゃれんじ(チャレンジタッチ)
  • オンライン英会話
  • KUMON(公文式)
  • 日本人学校
  • 家庭教師

こどもちゃれんじ(チャレンジタッチ)は体感ですが5〜7割くらいのご家庭で活用されているイメージです。

また、日本でもお馴染みのKUMONはフィリピン人にも大人気! 宿題もあり繰り返しトレーニングをしてくれるのがポイントかもしれません。

フィリピン小学生英語留学のメリット・デメリットまとめ

今回は小学生2人をフィリピンの私立小学校に入学させた経験をもとに改めて小学生留学のメリットとデメリットを考えてみました。

結果、バナナ家はデメリットよりもメリットのほうが大きかったのでフィリピンに小学生英語留学してよかったと感じています。

英語以外の学習に関してはどうしてもフィリピンの教育環境はレベルが低い印象ですので、家庭学習が重要になってくると思います。

これからフィリピンに小学生留学を検討している方の参考になると幸いです。

まだバナナ家には2歳児が控えていますので、引き続き情報をアップデートしていきます。

バナナmama

-フィリピン英語留学